
こんにちは!!毒親育ちで結婚相談所で出会った夫と結婚しました、ブログ主のmarumaruです。
私は小学2年生の時から早く家に帰りたくなるような自分の家族が欲しいと思っていましたが、中学・高校へ進学すると同時に"私は家族を持ってはいかないのではないか"と思い始めるようになったことがあります。
「虐待をされてきた子供が母親になった時に自分の子供に同じように虐待をする」と言われたことや、母親の宗教が理由で同級生や学校の先生から嫌がらせを受けるようになったからです。
しかし、大学生・社会人になって様々な人と接していく中で私は自分の子供には絶対に自分と同じような思いはさせないと自信がつき、やっぱり自分の家族が欲しいと思うようになり、私は婚活をして結婚するまでに至りました。
この記事では、私がどのように結婚に向き合ってきたのか、その結果得られたものと、どうして毒親育ちでも結婚を諦めなくても良いのかをお伝えします。
毒親との適切な距離感を保った付き合い方、縁の切り方もお伝えしますので最後までチェックしてみてくださいね。
CONTENTS
毒親育ちの結婚への向き合い方
それではまず、毒親育ちの人が結婚に迷った時、どう結婚と向き合うと良いのかをお伝えします。
迷っている時、きっとあなたの中に不安や自信のなさがあるのではないかと思います。
私は、毒親育ちの人が結婚を考えた時、4つのことに向き合うことが必要だと思いますので、その4つについて詳細をお伝えしていきますね。
どうして結婚したいのか整理する
大学生の時、中学・高校で結婚は無理だと諦めていた気持ちが揺らぐ出来事がありました。
家庭環境が似ていて、"結婚に希望が持てない"という気持ちをお互いに話し合っていた友達が素敵な結婚をしたことです。
その友達が本当に幸せそうで、友達を見てると"早く家に帰って家族に会いたいと思えるような家族が欲しい"と思っていた昔の自分の気持ちが思い返されました。
また、大学生という時間に自由がある環境の中で様々な人に出会うことや、社会人になってからは自分の好きなものを買うこと、一人暮らしも経験して、自分の中に自立心も芽生えていきました。
そうした中で、毒親育ちのmarumaruとしてではなく、一個人として結婚を望んで家庭を持っても、良いのではないかと思うようになりました。
その時に、どうして結婚したいのかを紙に書きだすことをしたんです。
結婚したい理由は、下心も含めて素直に書きだしました(笑)
私の場合は、こんな感じです。
- 自分のためだけに生きていくことは難しいと思うから
- 自分を理解してくれる人が傍に居る安心感が欲しいから
- 大切だと思う人と一生一緒にいるという証明がしたいから
- 経済的にも安定するから
- 子供が欲しいから
反対に、自分が家族にしてあげられることは何だろうということも考えました。
- 健康的で美味しい料理を作ることができる
- 家族だからという理由で、自分の感情を押し付けない
- 人付き合いの重要性を知っているので、会社の付き合いウェルカム
- 趣味があることの大切さを知っているので、相手の趣味を理解する
実際に紙に書き出してみると、やっぱり結婚して誰かと生活するのって楽しいかもしれないと思うようになり、結婚したいと周囲にもはっきりと言うようになりました。
上記のような自分の結婚観を見つけ方については、こちらで詳細をお伝えしていますので、併せてチェックしてみてださいね。
自分自身のことを知る
あなたは自分自身のことを知っていますか?
人によって解釈の分かれる難しい質問ですよね。
私自身、今でも自分のことを分かり切っていない部分が多いと感じることがあります(笑)
しかし、毒親育ちの人が結婚を考え始めた時には、自分がどんな人なのかを考えて、自分の特徴を考えてみてほしいと思います。
理由は、自分の特徴を知っていないと悪い男に騙されてしまったり、自分のコントロールができなくて自分で自分を傷つけてしまうからです。
- 人と意見が違った時に、無意識に相手の意見をすぐに尊重してしまう
- ストレスが溜まっている時は甘いものを食べたくなる
- 雨の日は何故か身体が重たく感じる
- よく言う口癖はネガティブな感じがあるかも
- スマホを見ながら話されると悲しいと感じる
上記のような、自分の気分に関する特徴を知っておくことで"こういう人との結婚は避けよう"とか、"今日は甘いものが食べたいからストレスが溜まってきてるかも?"と自分にとって良い選択ができます。
日ごろから自分の気持ちを安定させるためにも、自分自身を知ることをしてみてくださいね。
自分の意思を伝える覚悟を決める
既に、結婚したいという男性がいる場合でも、今はまだそうした男性に出会えていない人も、パートナーだけには自分の意思を伝えると決めてください。
私が結婚して感じたことは、"当たり前"が違う2人で暮らすことは家庭のルールを新たに作ることであり、話し合いをたくさんすることが必要だということです。
先ほど、自分自身のことを知るようにしましょうとお伝えしました。
それは例えば、自分は意見を言うことを我慢しがちだと自覚をすることで、何か気づいたことがあった時に"今また我慢しようとしているかも"と気づいて、すぐに相手に伝えられるようになるからです。
言いたいことを我慢していると、家の中に居ることがストレスになってしまいます。
それは、あなたの望んだ結婚生活ではありませんよね。
だからこそ、結婚を考えている相手には自分の意思を言うことを決めましょう。
毒親との付き合い方を決める
結婚の意思を自分の中で確認出来たら、次は結婚後の毒親との付き合い方を決めましょう。
この記事を見ている方の中にも、距離を取ったまま連絡は取れる状況にしておきたいという人もいれば、完全に縁を断ち切りたいと考える人もいると思います。
毒親との付き合い方について方針を決めたら、徹底的に"こんな時はこうしよう"と考えてみてください。
そして、対応の方針について結婚相手の男性に説明ができるようにしておきましょう。
例えば「こうした理由から、両親とは年に1度会う程度の付き合いをしたい。会うタイミングはお正月かお盆に実家に訪問するか、レストランで会うことを考えているので、その時は付き合ってほしい」といった感じです。
こうした、具体的な対応について言語化できておくことは、自分のことを理解してもらうためにも必要なことです。
両親との付き合い方については、どの選択も間違っていないと思いますし、どの選択を選んでも私はあなたを応援します。
毒親育ちが結婚を諦めなくてよい理由
結婚について向き合ってみて、あなたは周りの女性たちとそこまで変わりのないことを実感したのではないでしょうか。
実際、どれだけ他の人とは違うと感じてきたことがあっても、良い意味であなたは他の女性達と何も変わりません。
ただ、たまたま家庭環境に恵まれない中で育ってきただけです。
家庭環境の影響で、自分を必要以上に傷つけることや、他の人と理解し合えない一面を持つことに後ろめたさを感じたことがあるかもしれません。
しかし、それらは後ろめたく思う必要のない、あなたの個性として受け入れられる部分です。
男性に備わっている本能として、なるべく多くの子孫を残すという特性もあって、女性に比べるとストライクゾーンが広いと言われています。
そのため、あなたがどんなに欠点に思っている部分があったとしても、あなたの良い面を見て受け入れてくれる男性は必ずどこかにいます。
だからこそ、あなた自身が毒親との関わり方や結婚の意思を固めた時に、以下の2つの条件が揃えば毒親育ちの人も結婚することができます。
- 毒親について理解してくれる男性と出会うこと
- あなたを理解してくれる男性と出会うこと
結婚を希望する毒親育ちの人は、自分のことを受け入れてくれる人を探すために、たくさんの人に出会いましょう。
出会った人の中から結婚相手に選びたい男性の特徴も見極めることも大切です。
毒親と完全に縁を切る方法
私は現在、年に1度だけ両親に顔を見せるという距離感で毒親との関係を保っています。
どうして私がこの方法を取ったかというと、母親の執念深さと母親の入信している宗教団体のネットワークを恐れたからです。
もし黙って連絡が取れなくなれば探偵を使ってくることや夫の両親にまで被害が及びそうだと思ったからこそ、両親を刺激しない、けど自分たちもしんどくならない範囲の付き合いをすることにしました。
しかし中には、一生顔を合わせることのない環境を手に入れたいと考える人もいますよね。
そんな人のために、毒親と完全に縁を切る方法をお伝えします。
2つのステップがありますので、1つづつお伝えします。
もし、実際に実行する場合は近隣の市役所に確認してみてくださいね
分籍と本籍地の移動
この方法は、20歳以上の未婚の人が引っ越しを決意した時に行ってください。
私たちにはそれぞれ、戸籍という自分の存在を証明するものが存在します。
この戸籍が両親と同じ場所に入っている限り、引いては、本籍地が両親に知られている限り両親はあなたの居場所を追いかけることができます。
戸籍にはあなたの住所が記されているため、直系の血縁者である両親は、本籍地の住所が分かればその住所を管轄する市役所にあなたの戸籍の請求ができます。
だからこそ、住所を知られたくない場合にはまずは「分籍」をして自分だけの戸籍を手に入れましょう。
分籍をするには居住地の市役所へ分籍したい旨を伝えて、説明を受けることが必要になります。
分籍すると元々の戸籍に戻ることができないなどのデメリットの説明と、どうして分籍したいのか理由を話す必要があります。
そして、分籍ができれば本籍地をどこでも良いのですぐに移動させることが大切です。
(ディズニーが好きな人がディズニーランドを本籍地に選ぶ人もいるくらい、本当に本籍地の移動先はどこでも大丈夫です)
1度目の本籍地の変更が完了したらもう1度、新しい住所とは全く関係のない土地に本籍地を移しましょう。
そして、新たな居住地に住民票を移してください。
こうすることで、戸籍からあなたの住所をたどることができなくなります。
戸籍ブロック
戸籍ブロックや、戸籍の閲覧制限という言葉を聞いたことはありますか?
正式名称は「住民基本台帳事務における支援措置」で、住民票や戸籍の閲覧制限をかけて申請者を保護する方法です。
申請方法は、以下の通りです。
市役所の窓口(主に住民票や戸籍の管理をする住民課)に閲覧制限の申し出をしても、すぐに保護されるわけではありません。
相談機関(主に警察署など)に、戸籍や住民票の閲覧制限をかけたい理由を伝えて、制限をかけることが必要だと認められなければいけません。
毒親から逃げるために実際に閲覧制限をかけた方の体験談を目にしても、やはり相談機関の人がどれだけ親身になってくれるかが重要と言えます。
実際に毒親から逃げるために住民票の閲覧制限をかけた「すうさん」という方の体験談がとても参考になります。
こちらの体験談の中で対応された警察署の方は親身な方だったようですが、複数の体験談の中には精神的虐待を主に訴えても、相手にされないような態度だったという人もいましたので、このままでは実害が出そうだということをアピールする方法を考えておきましょう。
- 過去に両親から暴力を受けていた
- お金の無心をしつこくされている
- 精神的な虐待を受けて、トラウマとなって精神疾患を患っている
- 宗教の入信を強要されている
上記のような、危害が及ぶような状況であることを伝えると保護が必要だと判断されやすいようです。
※絶対に申請が通ることを保証はできません
この保護の有効期間は1年間です。
もし延長する場合は更新手続きを毎年しましょう。
重ね重ねの案内ですが、分籍や戸籍の移動・住民票と戸籍の閲覧制限をかけることに興味が出た場合は、近くの市役所に確認をしてみてくださいね。
毒親育ちが結婚相手に選びたい男性の特徴3つ
結婚相手に求めることは人によって異なると思いますが、毒親育ちの人は下記の3つのポイントを男性が備えているのか確認することをおすすめします。
- あなたの意見を聞いてくれる
- あなたと対話をしているかどうか
- 毒親の存在を理解してくれる
毒親育ちの人の傾向として、自分の意見を飲み込んでしまうことがありますので、結婚相手の男性には自分の意見が言えることを重要視してほしいと思います。
また、毒親との付き合いは結婚相手の男性にも関わってくることなので、毒親という存在について理解をしてくれる男性かどうかを知ることは本当に大切です。
3つのポイントについて、詳細を知りたい方はこちらの記事で紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
また、上記の3つについてはあなた自身も結婚相手として備えておく必要がある素養だと私は思います。
相手に求めたいことを考えると同時に、自分にもそうした要素があるのか考えてみてくださいね。
毒親育ちの人が結婚で得られる大切なこと
毒親育ちの私が結婚して得られた大切なものは、家族の愛情と自分への愛情が理解できるようになったことです。
家に帰ってきて「おかえり」と温かく迎え入れてもらって、他愛もないことを話し、家が自分にとって安心できる場所だと感じる感覚は、結婚してから得られた感覚でした。
また、体調が悪くても病院に連れて行ってもらうことがあまりなかった私には、体調が悪い時は病院に行って身体を休めるという当たり前のことも、夫から言われるまで得られないものでした。
皆が当たり前に受けてきた家族の愛情を結婚してから受けたことで、家族に対する感情や、不当だと感じる時の怒りの表し方など、分かるようになりました。
こうした家で感じられる安心と自分を大切にするという感覚は、ずっと辛い環境を耐えてきた毒親育ちの人にとって、大きな幸せを感じられる瞬間になると思います。
だからこそ、私は結婚してとても良かったと思って日々を過ごしています。
たくさんの男性と出会う方法
周りにいる男性の中に自分に合った人がいるならば良いのですが、なかなかそうもいきませんよね。
その場合は、結婚がしたいと考え始めた頃からたくさんの男性と出会う機会を得る必要があります。
出会いを増やす方法としては以下の4つがあります。
- 社会人サークルや習い事を始める
- 勉強会やイベントなどに出かける
- 婚活を始める
- TwitterなどSNSを始めて自分から発信を行う
この4つの良いところは、自分の行動次第で出会いの数が増やせる確実性があることと、1度に複数人の人と出会えることです。
それぞれの出会い方についてメリット・デメリットをお伝えしていきますね。
社会人サークルや習い事を始める
まず、たくさんの男性と出会う方法の1つとしてサークルや習い事を始める方法があります。
週1回の活動でも月4回ほど顔を合わせることになるので、通っているうちに自然と親しくなる可能性が高くなります。
・時間をかけて相手の人柄を見ることができる
しかし、大人同士が親しくなるためには"積極的にコミュニケーションを取っていく姿勢"が必要になりますので、自分から動く勇気がいります。
・結婚する意志がある男性かどうか不明瞭
・喧嘩や、別れてしまった後は気まずいまま会い続ける可能性がある
勉強会やイベントなどに出かける
たくさんの男性と出会う方法の2つめは、1日だけの勉強会やイベントに参加することです。
・興味や趣味が似ている人と出会いやすい
サークルや習い事と同じように、自分の興味のある分野での出会いになるので最初の話題に困らない出会い方ができます。
また、場を和ませるために講師の先生や舞台上のアーティストが周囲の人とのコミュニケーションを促してくれることもあるので、気になった人にはイベント後に声をかけることもできます。
・仲良くなるきっかけは少ない
私も一時、朝活などの意識高い系(笑)のセミナーに参加をしていたのですが、宗教やネットワークビジネスの勧誘、物品の売り付けなどを主催者やセミナー参加者からされたことがあります
(イベント時にされることもあれば、後日お茶をした時に数名で囲まれるという方法を取られました)
サークルや習い事には、そうした勧誘を禁止するルールがある場合が多いので、そういった意味でも個人参加のイベントでの出会いは不快な思い、危険な思いをする可能性があります。
婚活を始める
街コン・婚活パーティー、マッチングアプリ、結婚相談所と様々な出会い方があります。・恋愛目的の出会いができる
婚活は、元々が結婚相手や恋人を探すための行動なので、仲良くなった場合は恋愛関係に発展する可能性が高い出会い方です。
また、必ず男女の出会いの場になるので、確実に男性と話すことができることも大きなメリットです。
・婚活を始めるお金と勇気がいる
デメリットとしては、安全な出会いを求める婚活手段ほどお金がかかることです。
例えば、先ほどイベントやセミナーに参加した際に何か勧誘を受ける可能性があるとお伝えしました。
婚活の場のため、恋愛や結婚の相手を意識して来ている人が大半ですが、 MMD研究所(2019年調査)のマッチングアプリの認知度や利用に関する調査では、婚活外の目的でアプリを使用している人もいると判明しています。
女性696人のマッチングアプリの利用経験者の内、350人近い女性が何かしらのおトラブルに遭遇したと回答しています。
トラブルの内容としては、4割が遊び目的の男性との出会いで、宗教やビジネスの勧誘を受けた人も1割~2割ほどいる結果となりました。
マッチングアプリは、無料で手軽にできるからこそ、こうした不純な目的に利用もされています。
アプリや街コンなどが流行する中で、中でも1番安全な婚活方法は結婚相談所です。
男性の身元も判明しており、お金を払って結婚相談所に所属するため遊び目的や勧誘目的の人も排除されます。
また婚活する上で明確なルールが存在するため、結婚する気のない男性とダラダラ交際して時間を浪費することもありません。
TwitterなどSNSを始めて自分から発信を行う
たくさんの男性と出会う方法4つめは、SNSでの出会いです。
今ではメジャーな出会い方の1つになりましたよね。
私の友達にも、SNSのコミュニティがきっかけで出会って結婚した人がいます。
Twitterやブログなど、誰かからコメントがくるようなSNSは、自分の考えや趣味を書き込んで自分を自由に表現する場であり、気軽に交流ができる場でもありますよね。
・相手のこともある程度知ることができる
SNSでの交流を通して、どんな人か分かったうえで会うことができます。
もし、不安な場合は他の人も巻き込んで複数で会うことができるのもSNSでの出会い方として楽しい部分ですよね。
・相手の身元が保証されていない
まず、相手と会うために何度もメッセージのやり取りをしないといけません。
ネット上の関係なのですぐに返信が来なくなってしまったり、相手が実際に合うことを拒否するタイプの人だったりするので、現実で会うためのハードルは高いです。
またSNS上で自分のことを好きに表現しているとはいえ、嘘も多いことは事実です。
身元が分からないことや、会うことになっても危険性があることはマッチングアプリと変わりありません。
毒親育ちが出会いを求めるなら結婚相談所一択
先に結論から書きますが、もし私が毒親育ちの人に結婚したいので出会いが欲しいと相談されたら、結婚相談所に入会することをおすすめします。
理由としては、大きく2つあります。
- 毒親育ちの人は宗教の勧誘など変な目的の人に執着されやすい
- 結婚願望のない男性に振り回されることを防ぐ
職業柄、また私自身がセミナーや習い事をするのが好きなこともあって様々な人と出会う機会に恵まれました。
その中で、毒親育ちの人にとって避けてほしい場所や、毒親育ちということが他の人からどう見られているのかといったことを実感することも多々ありましたので、それらの経験から思ったことをお伝えします。
毒親育ちの人は宗教の勧誘など変な目的の人に執着されやすい
まず1つめの理由についてですが、マッチングアプリや街コンなどの参加者の中にはネットワークビジネスや宗教の勧誘、物品の売り付けが目的で来ている人も0ではありません。
結婚するとなると、お互いのことを知ろうとして話しますよね。
こうした勧誘を行う人は、何度も普通に会って相手が自分に興味を持ったと感じた時に勧誘について話をしてきます。
勧誘目的の人はあなたの話をたくさん引き出そうとして、あなたに隙がないかをじっくり観察しています。
毒親育ちの人は家庭環境の中で背負わされたものがあるので、勧誘目的の人からすると隙があるように見えるため、執着されやすいです。
そのため、そうした結婚外の目的の人を排除した結婚相談所での婚活は毒親育ちの人におすすめです。
結婚願望のない男性に振り回されることを防ぐ
様々な出会い方がある中で、出会った男性に結婚願望があるのかどうかは、どうやっても見極めることは難しいものですよね。
よくある話として「結婚したいよ(君とではないけど)」という男性と何年も付き合い続けて、最後には破局するということがあります。
女性は結婚を機に出産とキャリアについて選択を迫られる部分がありますので、男性よりも結婚の時期については慎重になると思います。
だからこそ私は、あなたの時間を浪費するだけの男性との縁は結んでほしくありません。
結婚相談所に入会する男性は、確実に結婚を望んだ男性で、あなたとの結婚の縁がない場合は最短1日、最長でも半年であなたとの縁が切れていきます。
こうした結婚相談所のシステムは、女性の人生を守ることに繋がります。
毒親育ちにおすすめの結婚相談所
私が毒親育ちの人におすすめする結婚相談所は、夫が所属していた【IBJメンバーズです。
私がIBJメンバーズが良いと思った点はこちらの5点です。
- プロフィールの文章の質が良い
- お見合いのマナーの指導などを徹底している
- 担当カウンセラーと一定の距離を保ってサポートが受けられる
- LINEなどで相談事はこまめに対応してくれる
- 担当カウンセラーの会員同士で出会う機会を作ってくれる場合がある
私自身が結婚相談所で婚活をしてみて感じたことに、相談所によってサポート力が全く違うということがあります。
例えば、結婚相談所ではお見合いの申し込みを専用システムを使って行っていくのですが、その判断基準になるプロフィールが残念なものも多く見てきました。
私も夫も、相談所から写真館でプロフィール写真を撮影するように言われ、またプロフィールの文章については担当カウンセラーのチェックが入ったものを掲載していました。
だからこそ、システムで複数の男性のプロフィールを見た際に、スマホで撮られた画質の悪い写真や、ピンボケしたもの、中には寝ぐせと思われる髪形のまま撮られた私服の写真を見て驚きました。
プロフィールの文章も、男性はたくさんの文章で自分をアピールしているのに、担当からの推薦文が"おすすめの会員です"だけで終わっている人も何人かおられました。
結婚相談所が会員を集める際には、手厚いサポートをするという広告を出すことがほとんどですよね。
なのに、実際は異性から好かれないプロフィールのまま放置している相談所の存在が見えたので、私は相談所がどこも同じだとは思えません。
また、私自身が自分の所属していた相談所に対して不信感を抱いた出来事があったり、夫が担当さんと話をしている姿を見てIBJメンバーズに入ればよかったと後悔をしました。
IBJメンバーズは、大手企業だからこそ、一定の接客レベルを保つ教育がされており、また結婚に導くためのノウハウが詰まった対応をしてくれます。
毒親育ちの人にとって、結婚を考えて婚活を始めようとする時には、温かな家庭で育った人とは少し違った覚悟や決断をして結婚に向き合っているのではないでしょうか。
そうした覚悟はモチベーション維持にもかかわってくるので、中途半端にお金を払ってストレスを増やした婚活するよりも、多少コストがかかっても出会いから入籍までのサポートが手厚い婚活ツールの方が、スムーズに婚活を続けていけます。
毒親育ちが婚活を始めるタイミング
毒親育ちの人が婚活を始めるタイミングは、自分の自己肯定感が低いという自覚をして、なおかつ自己肯定感を少しずつ上げることができた時です。
自己肯定感が高まった時の判断って難しいですよね。
なので、私が思う婚活するタイミングとしては下記のように思えた時だと思います。
- 自分を傷つける人とは自ら離れる
- 我慢してまで相手に尽くすことはしない
- 辛い時・大変な時はあなた自身を優先する
どうして、自己肯定感が高まった時が婚活のタイミングなのかというと、自己肯定感が低いまま婚活をすることで、あなたを尊重してくれない男性と結婚してしまう危険があるからです。
結婚生活は一生続きますし、自分を傷つける結婚は、さらにあなたの自己肯定感を下げてしまいます。
結婚相談所に所属する男性の中にも、自分の人生を順調に歩むために女性に"こうしてほしい"と理想を押し付けてくる男性はいます。
毒親育ちの人が自己肯定感が低いまま婚活をすると、こうした男性に"言いなりになってくれそう"と思われてアプローチを受けることがあります。
婚活中はストレスを感じる場面も多くあるので、自己肯定感が低い人は余計に"結婚できるんだから、私が我慢しないと"とか"婚活から解放されるなら良いのかも・・・"と、自分を下げてしまう思考になりやすいです。
だからこそ、毒親育ちの人が婚活を始める時には"自分にとって一緒にいて辛いと感じる相手とは自分から縁を切ってやる!!"という気持ちが必要です。
毒親について打ち明けるタイミング
結婚相談所では、お見合い後にお互いもう一度会いたいと思った場合は"仮交際"という友達期間に入ります。
複数の男性と仮交際期間中にデートを重ねて、その中で自分に1番会う人を探します。
そして、お互いが結婚前提の交際に発展したいと思った時に"真剣交際"に入ります。
いわゆる、結婚を前提としたお付き合いですね。
結婚相談所で出会った人なら真剣交際を申し込まれた時に!!婚活外で出会った時は、結婚前提のお付き合いを申し込まれた時に以下のことを確認しましょう。
- 結婚後の生活
- 毒親について
毒親育ちの人が結婚するにあたって1番気になる毒親の存在についての話は、このタイミングで話しておきましょう。
信頼関係が浅い時に打ち明けると、相手が受け入れる準備ができなくて関係が発展しないことや、プロポーズの時に伝えると「どうして今まで言わなかったのか」と相手に不信感を抱かせてしまいます。
だからこそ、結婚前提の真剣な交際に入る時に打ち明けましょう。
結婚は家同士の結びつきなので、毒親について男性側のご両親の理解を得ることや自分の両親との付き合い方など、お相手と協力することがたくさんあります。
結婚に対する心構えを作る意味でも、必ずお互いの関係性ができたタイミングで打ち明けましょう。
結婚相談所の婚活中に両親の話が出た時の答え方については、こちらに詳細を書いていますので併せてチェックしてみてくださいね。
まとめ
- 毒親育ちの婚活は自己肯定感が高まってから始める
- 毒親の存在は結婚前提の関係が始まる時に打ち明ける
- 毒親育ちの人の婚活手段は結婚相談所がおすすめ
結婚すると、自分の味方が増えた気がして、家が本当に落ち着く場所になります。
たくさんの毒親育ちの人が、両親との距離を置いて結婚して幸せな家庭を築いていますので、あなたも結婚をしたいと考えているなら、決してあきらめないでくださいね。
あなたの毒親からの脱却と、幸せな人生になるように応援しています。