
こんにちは!!ギャンブルに依存しDVする父親と宗教にハマり精神的・肉体的虐待をする毒親の元で育ちました、marumaruです。
あなたは、毒親育ちであることを誰かに話したいと思ったことや、自分の親は毒親かもしれないと思った時に誰かに相談したことはありますか?
そして、実際に打ち明けた時に「両親はあなたを愛している」とか「そんなこと言っちゃダメ」と言われて傷ついたことはありませんか?
もしかしたら「そんなドラマみたいな家ほんとにあるんだ」と、面白いものを見るような無神経な反応に言葉を失ったことがあるかもしれませんね。
※ちなみに、上記の例え話は全て私の経験です(笑)
あなたと同じように、私も毒親について理解を得られず10年以上傷つき、苦しんできました。
しかし今は、自分の中でルールを決めて毒親について理解されない苦しみを感じることはグッと減りました。
そんな私が、同じく毒親について理解されないことに傷つき苦しむ人に向けて、解決方法をお伝えします。
理解されないことに苦しみ、自分の中で気持ちをすっきりさせたいと思う人は最後まで見てください。
自分の両親は毒親かも?と気になる人は、毒親チェックリストを利用してみてください。

CONTENTS
毒親の存在を周囲に理解されない苦しみを解決する方法3つ
虐待がニュースで放送されることも多くなり、毒親という言葉も知られるようになりましたね。
ニュースの度に子供への同情的な言葉もたくさん見られます。
それでも、いざ両親について相談をすると「両親のことを悪く言うのは良くない」と言われるのは納得いかないと思うことはありませんか?
両親について聞かれて「両親とあまり仲良くなくて」と濁すと「え、どういうこと?」と根掘り葉掘り聞いてくるのに、
話してみると「けど、これまで育ててくれたんだし」とか「両親を悪く言うなんて昔は許されなかった。感謝が足りない」と責められたり・・・
言いたくもないことを言わされた上に、なんで責められないといけないの?
と、私はずっと思っていました。
特に高校生までは、家庭環境の把握も必要だからと言われて先生に話すように促されることがあり、本当に嫌でした。
中でも、私の話を受けて、両親との関係についてディスカッションの議題にされた時は、私は教材になるために話したんじゃない!!と悲しみや怒りを感じたこともありました。
ここまではなくとも、同じように毒親について理解されない苦しみを抱える人に今からご紹介する3つのことを試してほしいと思います。
- 打ち明ける人を決める
- 同じ境遇の人と気持ちを分かち合う
- 自分の心を満たす
1つずつ、理由をご紹介していきますね。
打ち明ける人を決める
まず1つめは、毒親について打ち明ける人を決めるということです。
あなたの周りには、たくさんの人がいます。
その中で、軽い気持ちで両親のことを聞いてくる人もたくさんいますよね。
そんな時、職場の人や何かイベントで会うなど大多数の人には無難に返しましょう。
"元気にしていますよ"
"月1回くらい連絡とっています"
"厳しい両親でした"
上記のような返し方で良いのです。
もっと踏み込まれた場合は「これ以上は特にないですね」と言って切り上げましょう。
あなたは、自分のことを誰に話すのか選ぶことができます。
職場の人もイベントで出会った人も、その場だけの人間関係です。
退職したり、イベントに参加しなくなった時に切れる縁の人にはあなたの心の奥底を見せなくて良いんですよ。
学生さんの場合は、真剣に両親の対処をしたいという場合を除き、先生に話すことをしなくて良いのです。
あなたが自分の両親について話をする時は、自分の話を受け止めてくれる人だと確信した時だけです。
例えば、あなたの心を理解しようと向き合ってくれる人や、カウンセリングや体験を話すイベントに参加した時などです。
あなたの苦しい気持ちを聴くという姿勢の整った場所や人であれば、話すことであなたの心が軽くなったり、理解してほしいという気持ちも満たされるからです。
同じ境遇の人と気持ちを分かち合う
2つめの方法は同じ境遇の人と毒親について共感し、気持ちを分かち合うことです。
私が初めて、毒親について理解してもらえた気持ちになったのは大学生の時でした。
バイト先で出会った友達も毒親に悩み、そのことを打ち明けてくれたんです。
そこから、その友達とは両親についてこれまで理解されなかったことを共感しあい、お互いに前を向くことができました。
同じ境遇の人に出会えた時は、自分の体験も話してこれまで抱えてきた苦しさを外に出してみてください。
他にも、同じように毒親について悩む人の体験談や書籍を読むなどして、自分の自立へのモチベーションを高めていくこともできました。
いつでも見返すことができる書籍やネットの体験談は、自分の心が折れそうになった時の支えになります。
今は同じ境遇の人に出会えていないと心細い人は、毒親の体験談を読んでください。
漫画やアニメ、ドラマも苦しい心の支えになります。
中でも私がおすすめする書籍は、原わたさんの毒親体験を綴った書籍『ゆがみちゃん』です。
noteで幼少期のお話は無料公開されていますが、自立するきっかけや自立後の話は非公開になっています。
幼少期の話だけでも、苦しむ気持ちを作者と分かち合うことができますが、自立を考えている人には特に、高校生以降の話も読んでほしいと思います。
両親と離れた後も付いてくる、心の傷や周囲との関係の作り方、孤独、心の変化など、自立後の人生を考えるきっかけになる事柄が多く描かれています。
自分の心を満たす
3つめは、自分の心を自分で満たすことです。
自分で自分を満たす、つまり自分で自分をいつも肯定できるようになることで、理解されないことよりも好きなことや嬉しいことに目を向ける余裕ができます。
これは本当に難しいことですが、効果は抜群です。
どうしてかというと、根っこから自分の見ているものを変えてしまうからです。
例えば、コンビニに行くことを想定してみてください。
1度も赤信号に捕まらずコンビニにたどり着きました。
そして、新商品を手に取って買い物を済ませます。
あなたは自宅に帰り、買ったものを食べると美味しかったので満足しました。
上記のエピソードを見ると、何気ない幸せやラッキーが詰まっていますね。
しかし、この話の中に"店員さんが不親切で少し嫌な思いをした"という1文を加えたとします。
すると、あなたの中でこのエピソードはどの部分が1番強い印象が残りますか?
もし、嫌なエピソードや嫌な印象が1番残るという人は、自己肯定感を高めることを意識してみてください。
以下のような行動を毎日繰り返すことで、自己肯定感は少しずつ高まっていきます。
- 簡単なマイルールを作って守る
- 寝る前に"今日もよく頑張ったね"と自分に声をかける
- 毎朝鏡を見ながら"今日も素敵だね"と声をかける
- 趣味のことを考える時間をたくさん取る
- 瞑想をする
マイルールは、友達に挨拶するとか毎日コップ1杯の水を飲むとか、簡単なものでOKです。
大切なのは、"毎日ルールを守ることができる自分"を感じることです。
また、自分に声をかけるのって少し違和感があるかもしれませんが、ぜひ毎日の自分への声掛けは今日から実践してみてください。
すぐにできることですし、嫌なことがあった時に"大丈夫だよ。頑張っていること知っているよ"と心の中で呟くと気持ちが落ち着きます。
まとめ
- 毒親について打ち明ける人は基準を持って自分で選ぶ
- 同じ悩みを持つ人と出会った時は自分の体験を共有して気持ちを分かち合う
- 自分の心を自分で満たすと良いことに目を向ける余裕が出る
毒親について話せる人がいない時、本当に辛いですよね。
どれだけ年齢を重ねても、毒親の苦しみを背負っている人はたくさんいます。
(私の周りにも、40歳になる人が毒親に苦しんでいました)
その苦しい気持ちを見つめる時間が長いと、あなたの人生に辛い記憶が増えていくことになります。
しかし目を無理やり逸らそうとすると苦しくなるから、自分の中で基準を設けることが1番大切で、その基準が記事の中で紹介したものです。
毒親について理解されないことが苦しい人へ、今回ご紹介した内容が役立てば幸いです。