
こんにちは!!宗教にハマり私を殴る母親と、DVとギャンブルハマる父親の元で育ちました、marumaruです。
私は毒親の元に生まれ育ち、自分のことを大切に思うということが欠落したまま育ってきました。
一般的な常識やマナー的なものを教えてもらわず育ち、また母親が周囲へ宗教の勧誘をするため、小学生の頃は同級生からいじめにあい、中学生になってからは教師や部活の先輩からもいじめられる体験もしました。
そしてなぜか、自分が選んだバイト先や職場は「気に入らない人をいじめる」「気に入らないことがあれば怒鳴る」「気に入らない人は適当に理由をつけて辞めさせる」「優しい人は次々辞めて、新しく入った人も1週間~1年ほどで辞めていく」という異常な人間関係になってしまう会社ばかりでした。
marumaruさんの血液型が●●型だから私(先輩)の部署に配属されて欲しくなかったと面と向かって初対面で言われるなど
どうして、ここまで異常な人間関係に悩むことになってしまうのか、私の何が悪いのかずっと悩んできましたが、その悩みに対して納得のいく回答を見つけることができました。
今回は、同じように毒親に悩んできた人に向けて「何かうまくいかないことがあって悩んでいるのであれば、それはあなた自身のせいではないかもしれない」という気づきのきっかけになればと思い、とあるWeb記事と動画をご紹介できればと思います。
CONTENTS
トラウマの根深さ
上記は、そもそもトラウマとはどのようなものかを解説している動画です。
前半については、知っている人もいると思います。
特に毒親育ちの方に見ていただきたいのは、1:25くらいのところからです。
毒親からされたこと、言われたことがトラウマになっているのは何となく理解している人は多いと思います。
しかし、どれだけ影響が大きいのかまでは正確に測れていないかもしれません。

でも、違いました・・・
動画では簡単に生きづらさについて紹介されていますが、もっとそれぞれの悩みについて書かれている記事もありますので、動画の作成元であるブリーフセラピー・カウンセリング・センターさんの公式ページを見てみてください。
そして、その中から私が特に自分の毒親のトラウマについて、影響の大きさや自分の悩みの根源について納得して、心が救われた記事をご紹介します。
人間関係の悩み
私が個人的に、自分の悩みを的確に理解してもらえた気持ちになったのは、人間関係の悩みについて書かれた記事です。
私はずっと、下記のようなことで悩み続けてきました。
- いつも嫌がらせの対象にされる
- 出会って2~3回目くらいから何故か下に見られる
- 自分の意見が分からない
- 自分の目の前で起きていることが映像を見ているような感覚がする
- 自分の存在価値が分からない(生きていて良いという感覚がない)
- 相手の顔色を見てしまう
- 自信がない
- 過去の嫌な出来事を朝起きてからずっと繰り返し頭の中で思い出す
- ずっと気を遣って接しているのに、わがままだと言われる
- 人の目が怖い
これらの悩みは、自分の話し方や振る舞い、マインドを変えれば解決できると思ってきました。
自分を変えるために人と関わるためのセミナーやイベントに出かけ、マナー教室に通ったり、心理学や人間関係に関する本、そして啓発本なども何冊も読んで、自分なりに努力をしてきました。

いつも鋭い言葉や将来の不安を盾にして自分自身を脅し続けて生きてきました
しかしある時、こちらの記事を見つけて自分の中で何かがすっと落ちたような感覚がしました。
fa-chainあなたの人間関係の悩みの原因は、トラウマのせいかも?(上)
※動画と同じく、ブリーフセラピー・カウンセリング・センターさんの記事です
これほどまで、自分の悩みを言い当てるように書かれた文章、ひいては、言葉に言い表せない生きることの辛さや周りの人に対する違和感について的確に理解している人に初めて出会ったからです。
「20歳を過ぎれば、全て自分の責任で親のせいにはできない」という風潮の中で、毒親からの影響がどれだけ大きいものなのかを理解されないと悩んでいる人は、ぜひ目を通してみてください。
トラウマケアを通して私が伝えたいこと
何か問題が起こった時に、"自分が何とかすればいいという根性論"や"忍耐強さが必要だと自分に言い聞かせたり"することはありませんか?
時には必要だと思いますが、それは本当に根性論や忍耐強さが必要な場面かどうか適切な判断ができていますか?
再度、私の経験談からの話になりますが、冒頭でお伝えしたように、私は初対面の会社の先輩から「marumaruさんは●●型だから、自分の部署に配属されて欲しくなかった」と言われました。
これって、かなり変なことですよね・・・?
しかも1か月ほど経った頃にまた、次は他にも人がいる時に「marumaruさんは●●型だから、自分の部署に配属されて欲しくなかったんです」と言われました。
そして、それを聞いていた周りの人たち(部署が違うので関わることがなかった初対面の人たち)が「血液型の相性ってあるから、仕方ないよね。私も●●型はちょっと・・・」と言って、私を見ながら先輩の言っていることに複数人が賛同していたんです。
私の価値観からすると「初対面の人を血液型だけで相性を決めつけて、嫌だとか面と向かって言うのってどうなの?おかしくない?」と思いました。
しかし、そう思いつつ私は「血液型で気に入らないと言われた分、仕事で頑張って認められないといけない」と思い、先輩の顔色を常に窺い、どうしたら先輩に嫌われないのか悩みながら仕事を続けました。
(最終的に複数人からパワハラや嫌がらせを受けて、精神的に病んで辞めました)
多くの人が、きっと初対面の人を血液型だけで判断して、血液型の相性が悪いから一緒に仕事をしたくないと言う人をおかしいと思うと思います。
これは本当に特殊な例だと思うので、同じことはないと思いますが・・・
私が言いたいのは「客観的に見ておかしい人、おかしい職場に自分を合わせようとしないでください」ということです。
私が夫にこの話をした時に言われたことが
「どうして、血液型の話が出た時点で辞めなかったの?明らかに変でしょ。変な人と関わっても良いことがないから、その場で仕事を辞める人が大半だと思う」
「例え何かmarumaruに問題があったとしても、普通は大人の対応をする。わざわざパワハラとか嫌がらせをするのは、おかしい人が集まっている証拠だよ?marumaruがどんなに変わっても、そもそも人に平気で嫌がらせができるような集団なのだから意味がないよ?」
「自分から見て常識的な人に嫌われたりすることで悩むのは分かるけど、明らかにおかしい人に気に入られないことで悩む思考が理解できない」と言われました。
私は最初、"どんな人とでも合わせられる人にならないといけない"と思っていたからこそ、反対に夫の言っていることが理解できませんでした。
しかし毒親のトラウマについて考え、トラウマケアについて知っていく中で「なんでも自分が耐えればいいとか、自分を変えないといけないと思う私がおかしかった」と理解できるようになりました。
理解できない人には本当に理解ができない感覚だと思うのですが、毒親育ちの人は「私が我慢すれば・・・」と思って、過酷な環境に適応してしまおうとする思考になってしまって、抜け出せないそうです。
なので、この記事を見ている人で「これっておかしいよね?けど、合わせないといけない・・・」と悩んでいる人はぜひ、そのおかしいと思うことが一般的に見てどうなのか?ということを考えてみてください。
仕事や学校など、逃げることが難しいように見える環境だったとしても、そこから抜け出す選択肢を1度考えてみてください。
自分で一般的かどうか判断できない時や、逃げ出すという選択肢に自信が持てない時は、信頼できる人に相談してみてください。
そして、上記でご紹介した記事に書かれていることで悩んでいる場合は、トラウマケアを検討してみてください。
私は、自分は"軽傷"で、世の中にはもっと苦しんでいる人がいるから、弱音を吐いてはいけないと思っていたのですが、意外と毒親のトラウマが根深くて深刻な状態だったんです。
本当に生きることがしんどい状態で、それを改善する方法が見つからないことに絶望を感じていました。
しかし、トラウマケアをするようになってからは、おかしいと感じる人と距離を置く選択肢を取れるようになったことで自分の毎日を必要以上に害されることがなく、以前よりも心が平穏になり、自分の選択に少しづつ自信を持てるようになりました。
確固たる自分というものが確立できていないので、誰かに言われたことを軸に自分を変えようとしてしまったり、我慢をしてしまう一面もあるので、まだまだトラウマケアを行っている最中ですが、きっと自分の人生にとって良い選択肢が堂々とできる自分になれると信じています。
まとめ
- 一般的に見ておかしいことに自分を合わせようとしてしまう人は要注意
- 自分の悩みは正しい方向に向かっている悩みかどうか客観的に考えることが大切
- 意外と毒親のトラウマが深刻かもしれないと考えてみる
同じように苦しんでいる人が、少しでも楽になるきっかけになれば嬉しいです。
これからも、自分が良いと思ったものをご紹介していきますので、よろしくお願いします。